今日は、なつかしの小松菜ジュース。 アレンジを変えて作ってみた。「
世にも美しいダイエット」に出てきた小松菜ジュース。青菜中心の食事療法で、今思うとちょっとだけナチュハイとも共通する部分があることに最近になってきづいたりして、なんだか小松菜ジュースが作りたくなってしまったのだった。
ここを読んでいる方で、このダイエットをご存じの人はいるかしら。
作家の故宮本美智子さんが実践していた血液をきれいにする食事療法。
レシピの材料は、小松菜、トマト、りんご、大葉、パセリ、レモン、塩、べに花油だったかな。 (間違っていたらすいません。何せ大昔に作っていたので記憶があいまいです)
ジュースに油と思われるかもしれないが、これが意外においしかった。
今日は、材料が揃っていなかったので、
小松菜、大葉、レモン、バナナ、えごま油(少量)、冷えた水、氷で適当に作ってみた。
あとで、少しメ
ープルシロップを足してみたら、おいしかった。シロップがなくても十分飲めるのだけれど、試しにいれてみた。えごまのかわりに
フラックスシードやフラックスシードオイルをいれてもおいしいかも。
13,4年前、1年間ほど、わたしは、「この世にも、、」を実践していたことがある。雑誌Frauに宮本氏のこのダイエット記事が連載されていて、食事を変えることで、変化していく身体の様子を知って、とっても興味を持った。 身体が軽くなった、肌がきれいになった、以前より生き生きと仕事ができるようになった様子がとても伝わってきて、その頃、仕事が忙しくて、だるくなったり、体調が悪くなることもあったわたしは、自分も同じように健康になりたいと思った。
食事のバランスがとれていなかったことを非常に自覚していたので、まずはやってみようと1年試しにやってみたのだ。日本でダイエットというと減量のイメージがつきまとうが、ダイエットは英語では食事のことだったり、食事療法のこと。身体の調子が少しでもよくなるならと思い、挑戦してみた。今、思うとよく1年間できたな~と思う。 ごはんもできたら食べないほうがいいし、お水は1日2リットル近く飲む。 しかし、このときの体験が後々、野菜が持つ力を実感する引き金になっていったのかなと今になって思う。
わたしは、いつも、これ面白そう、なんだか惹かれる~というものは必ずやってみることにしてる。やってみないことにはわからないから。
この食事療法で、膠原病や糖尿病などが改善された人もいて、血液がきれいだったら、病気にならないということで、血液をきれいにすることに重点を置いたものだった。もともと、これを実践していたドクターの療法がベースになっていて、その内容もかなり興味深くてへぇ~と思うことがあったので、どれどれ~という感じで始めたのが始まり。
小松菜などの青菜が中心で、少量の赤みのお肉、お魚、パン、パスタなど、この食事療法でNGとされていたのが炭水化物、糖分だったと思う。(でんぷん質はどうだったかな?)
だから、砂糖が入っていたもの、ごはんなどもNGだった。どうしてなのかは、ここで、説明すると長くなるので、興味のある人は検索して調べてみるといいかも。もとになっているドクターの食事はほぼ小松菜中心だったように記憶している。 しかもすごい量だったような。
ナチュラルハイジーンを知るようになって、この「世にも。。。」はちょっとナチュラルハイジーンに似てるな~と思った。やり方は違うのだけれど、なんとなく共通する部分がある。
生野菜(特に小松菜をたっぷり)を沢山摂取するところ
炭水化物の摂取が控えめであることなど。
ただ、ルールがいくつかあって、果物もNGだったような。
炭水化物をとらないかわりに良質の油とバターでエネルギー分を補う。
油は紅花油、えごま、亜麻に油などを勧めていたように思う。この頃から、油を普通のサラダ油から、質のよいものへと切り替えていった。また、野菜も生で食べる(ジュースで)ってことを今までしていなかったので、新鮮だったように記憶している。
ごはんは、NGだったので、今思えば、かなりすごい食のスタイルだったかも、ごはん大好きな人には継続は無理だろう。しかし、わたしは、全然平気だった。この頃、わたしは白米があまり好きではなくパンが大好きだったので、むしろ楽しみながらやっていたように思う。
実際、体調は快調だった。体も軽くなった。
しかし、いろいろ思うことがあって、1年後、もとの食生活に戻った。厳密に実践するのは難しかったからと言うのもあるし、実践していた宮本氏が病気でなくなってしまって、ええ~とショックを受けたこともあった。
今になって思うと、彼女が亡くなったのは、食事の仕方に問題があったというよりは、もっと違うところにあったのかもしれない。彼女のご主人もそのことをご自身の著書で説明されているらしい。遺伝的なものということだった。どんなに食事を気をつけていても、たとえば、睡眠不足だったり、仕事が非常に忙しくて身体を休めていなかったり、あるいは何か精神的なことでストレスや何か抱えていても、人の免疫力って大きく影響されるので、いろいろな要因がきっとあったのだと思う。食だけがすべてではないから。
わたしは、彼女の本がきっかけで、食べ物で人の身体がすごく変化するのだということを知って、多いに刺激を受けた。
それまであまり野菜を沢山食べていなかったわたしが、これをきっかけに野菜が身体に与える影響を実感するようになっていったのである。この食生活をしていたときは、頭もクリアになって、集中力も増したし、ナチュラルハイジーンと同じで、身体が軽く、疲れにくくなってエネルギーが満ち溢れる感覚がしたのを覚えている。 ちょっとルールからはずれると身体が重くなるとか。あの頃はその意味がいまいちよくわかっていなかったが、今は、なるほど~と思えたりして。
最近、なぜかこのダイエットのことを思い出して、うまく文章では表現できないのだが、あのときやっていたことは今やっていることとも繋がっていて、あのときわからなかったことがわかったり、やっぱり生の特に緑の野菜はすごいパワーを持っているのかも~と思ったりした。そんなわけで、時々小松菜ジュースは作ろうと思ったりした。