前回こちらでフランス語の勉強を始めて2カ月と書きました。
早いですね~ さらにもう1カ月が経ちました。^^ 3カ月ですね。
これまでの経過をこちらにもメモしておこうと思います。
RFIのサスペンスシリーズは一応全部聞き終わって、(単語はあまり調べず覚えず一通り聞いただけで終わってます) また、聞き直したいと思っていますが、、しばらくは放置します。
今は、Assimilleの教材を始めたので、ポドキャストの番組もしばし休憩。
AssimilleもCDを聴いて学んでいく音声中心の学習なので、まずはこの本の中にでてくる表現や単語を覚えること、発音ができるようになるように練習していこうと思いました。 音声を聴いて、英訳を見て、あとは自分で練習してね~という形です。簡単な文法の説明は書いていますが、そんなに詳しくは書かれていません。まずは音に慣れなさいというスタンスです。
このアシミルについては別のブログで詳しく書いたので、こちらにリンクを貼っておきます。 →
こちら
わたしはこの考え方が結構気に入っています。 それは、人はみな最初は母国語を学ぶとき、周りの親、人々の声を聴いて言葉を学んでいきます。 そして、少しずつ文字を覚えて、国語を習い、文章を書いたり、読んだりして母国語の力を段階を経て身につけていきます。 古典なども学びますよね。 そうやって沢山の言葉を吸収していくわけです。
だから、外国語も同じようにまずは音から入って、沢山聞いて、少しずつ話す練習をして、それから読み書きに入っていったほうが、力がつくような気がしています。 もちろん、時間はかなりかかりますが、そうしたほうがしっかりと身に着くような気がしています。
まぁ、大人の場合は知識から(文法などから)入っていって、もちろん勉強することもありだと思うのですが、読み書き中心に偏りがちです。 それより、最初に口や耳を使って身体で覚えていったほうが、もっと自分の中に浸透するような気がしています。 (これは、わたしの場合ですが、、)
ほんとうにフランス語をやればやるほど、発音をなんとかしたいと感じてしまうので、今、わたしの中で一番学習に比重を置いているのはヒアリングとスピーキングだったりします。
とはいえ、複数のフランス人とメールのやりとりもしているので、仏作文もやってます。だから、結局リーディングとライティングもやってることになりますが・・・(笑) その書いた文章を発音してみたりってこともしています。
ただ、文法が学習途中のままなので、書ける表現の仕方は限定されていて、毎回自信がない箇所は英訳をつけているので、おかげで、意志疎通が円滑にできています。 お互いの言語に興味があって教えあうときというのは、やっぱりただ教え合うだけじゃなくて、文法や細かいニュアンスの説明、自分自身のことなども話すことになりますから、そのときにお互い理解しあえる共通言語があると、ないでは大違いだと感じます。 どちらも母国語しか話せなかった場合はお互い初心者だと、うまく意志の疎通ができないと思うので、共通言語があると非常に助かります。 でも、デメリットもあって、お互い英語で話す方が楽なので、英語ばかりになってしまいがちになることもあるので、その辺は上手に切り替えていかないといけないと毎回感じます。^^;
また相手の人たちは、4,5年日本語を勉強している、中級者や上級者の学習者なので、難しいことも結構聞いてきます。 わたしは日本語教師ではないので、文法的な用語は知らないし、うまく説明ができていないかもしれませんが、とりあえず自分にわかる範囲で説明をしたり、例文を出してみたり、自分にとっても日本語の表現についていろいろ振り返るいい機会になっています。 (笑)
それだけではなくて、外国人が間違えやすいパターンっていうのもわかってきて、今まで、ダーリンがどうしてあのような日本語の言い回しになってしまうのか、いろいろな人たちの日本語を添削するようになって謎が解けつつあります。 スペイン語圏の人が間違える日本語のパターンと、フランス語圏の人が間違えるパターンは微妙に違います。 やっぱり母国語の文章の影響、発想が元になっていたりします。 なので、時々すごくへんてこりんな文章に出会っても、ああ~多分こういうことがひょっとして言いたかったのかな~と前よりも察しをつけられるようになってきました。 まだ、誤解してしまうときもあるのですけど・・・^^;
そして、うち一人はこちらが何も頼んでいないのに、英語と仏語で必ず返事をくれ、わたしのほうは、フランス語で表現できないときは英文だけで書いてしまうのですが、その文章もフランス語に直してくれて、間違った箇所の添削と一緒に必ず返してくれるので、その表現をまるごと覚えて、また次回のメールなどで使ってみたり、文章を応用させて書いてみたりということをさせてもらっているおかげで、最初に学び始めた頃と比べたら、読み書きもぐっと楽になってきました。 もちろん、他のお友達からも多いに助けられているのですが、彼女とはほぼ毎日やりとりをしていまして・・・無茶苦茶鍛えられている感じです。^^; なぜ、こんなに手伝ってくれるのでしょうってくらい毎回教えてくるのです。 (嬉しい~)
そのかわり、わたしも彼女の日本語の添削をしてます。 まだちょっとしか手伝っていなくて、圧倒的に彼女に教えてもらっている感じです。 お互いのこどもの年齢も近い(1才違い)ことがわかり、わたしたちも年齢が近いので、親子ぐるみで仲良くなれたらいいな~、いつか直接日本かフランスで会えたらいいな~と思っています。 ^^ 相手が勉強熱心な人だと丁寧に教えてくれる傾向にあるような気がします。もちろん、こちらもその分応えてあげる必要がでてきますが・・・
前回月に2回プライベートレッスンで発音を直してもらうことにしたと書きましたが、月2回じゃ少なすぎるな~と感じて、別の人とも知り合うことができたので、その人とはメールでお互い文章を添削しあったり、発音を録音して聞いてもらって、どこを直したらいいか教え合うということをしており、お互いの都合が合うときはスカイプでもお話することも始めました。 すでに5回お話しました。 スカイプでは主に発音矯正と、簡単な会話。 先日は絵本を読みあげて発音を直してもらったり、気になる単語や表現の確認とあとは自分で勉強していて疑問に思ったことなどを聞いたりしました。
毎回発音矯正では落ち込みます。でも、やはり聞いてもらう相手がいて、その場で直してもらえると自分の癖に気づけるので、とても助かっています。 一応、今現在はこの二人の人に発音をチェックしてもらっていますが、どちらも厳しいです。 まぁ、このくらい発音できればいいだろうって感じではなくて、ちゃんと正しく発音できるまで、何回も指摘してくれます。
ひとつひとつの単語を発音するときはできても、まとまった文章になって、話し始めた途端、その発音がぼろぼろになってしまうことはしょっちゅうでして、ゆっくり読みすぎても変になるし、リエゾンしようとして音を早く繋げすぎて逆にちゃんと発音ができていなかったりと毎回苦戦しています。
基本的な旅行会話などができる程度まで学べればOKという感じだったら、ここまで厳しく相手もしないでしょうし、わたしも厳しくしてくださいとはお願いしなかったと思うのですが、流暢になりたいんです、ネイティブの音になるべく近づきたいと宣言してしまったので、厳しく指摘してもらっています。
通常、外国人が例えば、多少なまっていてもわざわざ指摘しませんよね。話せるだけでみんな絶賛。上手だと褒めます。 わたしはそれでは満足できなくて、通じれば問題ないといえば、確かにそうなのですが、それだと、そこから成長できません。
わたしにとって語学はコミュニケーションをするためのものだけではなくて、音楽のような存在にもちょっと似ています。 聞いているだけで楽しくて、嬉しくて、そして、この音楽を自分も上手に奏でられるようになりたい、その音楽と一体になりたい、丁度、楽器を弾くことに似ています。
練習すればするほど、滑らかに演奏できるようになる。 練習を怠るといい音はでませんし、腕もさびついていきます。 わたしにとって、発音やアクセントの練習はそれに似てるかもしれません。
言語を学んでいく中で、話すという行為は、自分の中で音を響かせていくことでもあったりします。わたしは、その作業が大好きで、別に発音にこだわっているというよりは、音楽のように美しく奏でたい、そんなふうに話せたら、自分も心地よいし、聞いている相手もやっぱり聞きとりやすいと思うのです。 だから、そんなふうに話せたらいいな~というのがあって、もっともっと上達させていきたいと思うのです。
そのプロセスが楽しいのですよね☆
どこまで流暢になれるかは謎ですが、
とにかく楽しい、これが一番のポイントです。
さて、今、わたしができていない発音はon / an 。
どうも同じように発音してしまうらしいです。 ほかにもできていない音が結構あります。
rの音も課題ですが、rよりも基本の音を発音できるようになったほうがいいと諭されて、ほんとうにそうだわ~と最近実感しています。
発音ができないということは、ちゃんと聞きわけができていない証拠。 聞きわけができるようになると、その分フランス語への理解度も上がることになるので、一つ一つの音、丁寧に取り組んでいこうと思っています。
自分の中であいまいになっている部分があったので、指摘してもらえてほんとうに良かったです。
あと、鼻母音なのでね、そこもかなりポイントかと・・・
ということで、地道に発音の練習を沢山していこうと、毎回レッスンの後に感じ、今は、オーディオを頻繁に聞くようにしています。
とにかくひたすら音読、口を動かすこと。
早くすらすらと書いてある文章を読めるようになりたいな~
先日は、はじめてフランス語で夢まで見ました。びっくりしました。
ほぼ、毎日フランス語を勉強しているのですが、通常は一人で自分のペースで勉強しています。 しかし、ここのところ、ほぼ毎日のようにフランス語で誰かと連絡をとりあっていたので、かなり頭を使いました。 また、寝る前にいつもフランス語を聴いてるので、今のわたしの頭の中はフランス語できっと一杯なのでしょう。(笑)
スペイン語も同じ状況を作ったら、かなり上達するでしょうけど、2カ国語同時に勉強していくことは簡単ではありません。 読み書きだけなら、2カ国語同時でも勉強できますが、スピーキングに関しては2カ国語同時にやらないほうがいいと悟りました。 なかなか切り替えが難しいのです。さっきまでスペイン語で話していたのに、そのあとフランス語を話そうとするとなんかアクセントやイントネーションがおかしくなるのです。 ^^; フランス語の後にスペイン語の場合は、そんなに変にならないのですが、逆はだめですね。 フランス語の発音の基礎がまだ身についていないからだと思います。
なので、現在はフランス語で手一杯。
娘からは苦情が出ていました。^^;
「ママ、わたし、フランス語が嫌いになりそうだよ」
「ええ~」
毎回音読しているわたしのフランス語の発音があまりにひどかったため、
フランス語に対して抵抗感がでてきてしまったようです。
なので、これはいけないと思い、ネイティブのフランス語を聞かせたら、
ああ~これなら大丈夫と言われました。
よっぽどわたしの発音はひどいのね~と落ち込みましたが、
めげずに練習していました。
それからしばらくして、昨日は、嬉しいコメントをもらいました。
「ママのフランス語、前よりうまくなってきてるよ。悪くなかった ^^ 」
ちょっとはましになってきてるらしいとわかって嬉しくなりました☆