さて、この前の続きです。
Aさんのお話、ほかにもいろいろ聞かせていただいたのですが、全部は書けないので、一部だけ。
自分は菜食で育ってきたけれど、菜食だった祖父母は結構早くに亡くなってしまうんです。そして、結婚した相手は正反対の食生活。 最初は相手に玄米菜食をたべさせようとしますが、彼は野菜が苦手、玄米は嫌い。(うちと同じです^^;) そして、そのお母様も同じく野菜は苦手。でもね、80代後半で病気もしていなくて元気なのです。ハンバーグ定食を頼んで、サイドについてくる少量の野菜さえも残してしまうくらい野菜が苦手。それでも元気なのですよ~ ねこちゃんも添加物がはいったかまぼこを毎日たべていたけれど、病気もなくてかなり長生きして亡くなったのです。 もともと丈夫な体質、病気の人がいない家系というのもあるのかもしれませんが、これを聞いて、食べ物は人の細胞を作る。You are what you eatとよく言われますが、それ以上にその人の性格、生き方が非常に非常にその人の身体に大きな影響を与えているのだとますます感じるようになってなんだかほんとうに考えさせられました。 その後、Aさんはラクトオボベジに、ご主人にベジを強制しないで、ひたすら愛をこめて接していくうちに、ご主人は自然とお肉がたべられなくなり、今はフィッシュベジ。野菜も以前よりたくさん食べられるようになったのです。
つくづく大切なのは愛で、どのような気持ちで生きているか。
これにつきるのかもと思いました。
ちょっと前のことですけど、こんなことがありました。
食べあわせチャートを作っていて、改めて、かんきつ系ってacid(酸味)だから、ほんとうは単独で食べたほうがいいのだろうな~。ダーリンは毎朝、スムージー飲んで、オレンジを4切れ、食べて、そのあと、すぐにサンドイッチやスクランブルエッグなどを食べ、ミルクたっぷりのコーヒーやココアを飲みます。
それでも、わたしはあまり気にしていませんでした。
ところが、食べあわせの知識が頭に流れ込んできた途端、囚われてしまったんです。
一瞬ね、「大丈夫かな~」なんて思ってしまったのと、
「このような食生活でいいの?」って再び思ってしまったのです。
これって一瞬でも葛藤してる。そして、妙な罪悪感まで湧いてきてしまう。
食事療法などを実践していると必ず誰もが通る道かもしれません。
ああ〜あれ食べちゃった。これはいけないのに、これ食べちゃったとか(苦笑)
こんなとき、自分にやさしくしてあげること、
どんな自分でもいいんだよと
自分を受け入れてあげることが大切だとしみじみ感じました。
食を改善したほうが確かに彼の体はもっと楽になるかもしれません。 しかし、ここでわたしが葛藤したり、罪悪感を持ったり、そういう思いを持ってしまうと、どうしてもついつい、「ほんとうはそうしないほうがいいのに」と相手やそれをやっている自分を裁いたり、責める方向にいってしまいます。そう思っている瞬間に、もう自分のエネルギーを下げます。相手のことも愛いっぱいで包みこめません。エネルギーが下がるとチャクラも乱れてくるので、体にも影響がいくわけで、体調にも支障がいきます。ストレスなく楽しむことが大切だと頭でわかっていても、いつのまにかルールに囚われてしまうことってあるんですよね。
一時期、ローフードやナチュハイのことを知れば知るほど、目からうろこで、食生活を切り替えていってみようと思うようになり楽しくて仕方がありませんでした。実際身体は楽になるし、役に立つことも一杯あります。食が身体に与える影響というのも確かにあり、奥深いです。 なので、出会えたことにはほんとうにありたがく、これからもこの知識はきっと役に立っていくでしょうし、自分の身体を調整するときに使えると感じていて、知ることができてよかった~と思っているのですが、 知識ばかりが入ってくると、その知っている知識でいろいろ物を見てしまう傾向にもあって、いろいろ頭で考えてしまいます。
最初はとってもたのしくやっていたはずなのに、いつのまにか、自分に厳しくてしまったり、これじゃいけないと思ったり。
そうして、今度はダーリンの食事が心配になるわけです。このような食生活でいいのか?と。牛乳ばっかり飲んでちゃだめだよ~と心の中でですけど、思ってしまったり。彼のやっていることを受け入れるのが難しくなってしまう、いろいろと制限しようとしている自分に気づいて、そうじゃないよな。彼はそれがおいしいから飲んでいる。それで今はしあわせ。 私がコントロールしてはいけない。これは身体に悪いのに~と思いながら、彼にその食事を出していたらどうなるでしょう。そのエネルギーがもれなくその食事についていってしまいます。(これほんとです)
あなた、愛してるわ~もっと元気になってね。いつも一生懸命働いてくれてありがとう~と一杯感謝をこめて、牛乳にも感謝だね~、この牛乳が彼をしあわせに元気にしてくれるのだもの。牛乳さんいつもありがとう~ほんとうにありがとう~彼に一杯元気を与えてね~と差し出すことができたなら、きっと彼はもっと元気になるかもしれません。最近、そんなふうにできていなかった自分にはっとしました。
もし、それができたら、逆に彼のエネルギーも変わってきて、自然と飲む量が減るかもしれないし、彼にとってそれが不要になれば手放す流れになるでしょう。だから、今の状況を否定するのではなくて、感謝していく、愛で包みこんでいく、それでいいのだと思いました。
メタボな身体になってきてるので、さりげな~くメニューの内容を変えてみたり、身体に優しいもの、それでいて彼が喜んでくれるものも出していけたらと思っていますが、一見いかにも体によくなさそうに感じるものも、え~またそれ食べるの~じゃなくて、ああ〜そんなに好きなんだ〜、おいしいものが食べられるって幸せだね~、その食べ物にも感謝だね〜、もっと愛情をこめて、感謝をこめて作ってあげよう、そう思いました♪
良い、悪いでわけちゃいけないと。
自分には愛が足りていなかったのだと再認識してしまいました。きっとわたしのエネルギーが一番影響していたと思います。Aさんご夫妻のお話を聞いて、食のことをな~んにも気にしてない彼のほうが、実は元気で、心配やそれでいいの?と思っている私のエネルギーのほうが実は一番厄介かもしれないと思いました。
栄養素や食べものという形として現れるものだけにとらわれるのではなくて、目には見えないけれど、わたしたちはエネルギーに包まれて生きています。そのエネルギーってわたしたちが思っている以上に大きく無限のものです。そのことにもっと目をむけていきたいと更に思うようになりました。 自分自身が本来持っているエネルギーを目覚めさせていくこと。 思いだしていくこと。わたしたちのエネルギーが本当に愛でいかされていくととてもなく大きな力となって、私たちに返ってきます。また、その逆もあり。
そのことを思うと、いろいろああ〜だこう〜だと思い悩まなくも、
愛で接する
今、この瞬間を楽しんで、生きていけばいいのだとまた思ったのでした。
自分の身体に優しく心地よく、なんの負担も葛藤もストレスもなく、そして何よりおいしく、たのしんでいけば、きっとその先にもっともっと素敵な世界が広がっていくと思いました。 もちろんこれからもローフードは食べますし、体の調整はしていきたいと思っていますが、とらわれすぎないように、たのしんでいきたいと思いました。
というわけで、さらなる意識の変換をしていきた~い。
あるがままを受け入れられる自分になれたらいいな。
この1年、ほんとうにそれを感じます。もっと自分の意識、エネルギーを変換していく必要があるのだと。
それをダーリンからも一杯教えてもらってるな~。
今日は、とっても長くなってしまいました。
最後まで読んでくださったみなさま、ありがとうございます☆