るーちゃんと絵を通して、いろいろなお話をしてから、るーちゃんの感情をもっと受け止めていってあげたいと強く思うようになりました。
ひとつ親としてとても反省していることがあります。
いつだったかるーちゃんにもっと周りの空気を読むように伝えてしまったことがありました。 それは、いつもその場の空気を読まずに行動して、みんながしら~としていることに気づいていないことがあって、傍目でみていて、なんだか親としては切ないものがありました。お友達の冷ややかな反応をものすご~く感じてしまったからです。 複数のお友達の会話の流れをるーちゃんは全然聞いていなかったのです。^^;
るーちゃんはいつも結構マイペースで、自分の世界を持っていて、唐突に何かを言ったり、今このタイミングで言うときじゃないでしょうと言う時に、わざと面白おかしいことを言ったり、おちゃらけたりします。それで、相手のお友達はしら~としてしまうことが結構あります。るーちゃんの態度に、更にむっとしたり、KYと言われたことも・・・
わたし自身もるーちゃんとお話していて、今はそこで笑うタイミングじゃないでしょう、そこでふざけないでほしいと思うことがよくあり、お友達がそう反応していしまう気持ちもよく理解できたのと、いろいろなお友達と接した時、また社会にでた時、周囲の空気が読めないときっと大変になるし、苦労するだろうと変に心配してしまって、るーちゃんに相手の立場、状況というものがあるのだから、その場の雰囲気を読むこと、会話の流れ、相手のことを察して、どうしてほしいのか、もっとわかるようにならないと相手は怒ってしまうときもあるのよと伝えたことが何回かあります。そのとき、そのときのタイミングというのがあるのだからと・・・
もっと相手のことを理解しないとだめだよ~と伝えてしまいました。
わたしはずっとるーちゃんは空気が読めない子だと思っていましたが、それは間違っていたことに気づいてしまいました。(涙) その場の空気が気まずい緊張感だったり、相手は今いい気分じゃないのだな~とわかっているからこそ、笑わせようとわざとおかしなことをしたり、脈絡もないことを言ったりしていたこと、どんなふうに返答すればいいのかわからなくて、それで、わざとへらへらしちゃうのだということがわかってきて、るーちゃんが明るくふるまっている感情の裏には相手に幸せになってほしいという純粋な思い、相手に嫌われたくないという思いがあること、そこにわたしは気づけていませんでした。
るーちゃんをたしなめるよりもわたしがしなければいけなかったことは、
るーちゃんの気持ちを理解して受け止めることでした。
相手の気持ちに寄り添ったり、その場の空気を読んで対応していくことは必要ですが、そこばかりに囚われてしまうと、今度は辺に遠慮してしまったり、気後れして相手へ声をかけにくくなったり、変に気を使いすぎて疲れてしまったり、自分が感じとっている部分に更に頭でいろいろ思考しているので、自分のよけいな思いこみも+αされてしまい、次への行動がなかなかぱっとできなくなったりします。
何も考えずに純粋にぱっと行動し、人を笑わせようとするるーちゃんの行動のほうが実は素敵なことなのではないかと思えてきました。
周りからはKYと呼ばれても、天然って呼ばれても、気にしなくてよかったのかもしれない、それがるーちゃんのすばらしいところ、るーちゃんのままでよかったのでは・・・と。 わたしはよけいなことを言ってしまったかもしれない。わたしがそう言ったことで、今まで何も考えず感じるままに行動していたのに、頭で考えて、どうしようと悩んでしまって人と関わることに少し距離を置き、躊躇してしまうところがでてきてしまったので、これはわたしの責任かも~と感じています。
今回、このことをるーちゃんにも伝えて、いままでごめんね~と謝罪して抱きしめました。
るーちゃんが感じたように行動していくように伝えました。
るーちゃんのように無心で時には空気を破っていくことも必要です。
そうすることで場のエネルギーが変わり、相手のエネルギーも変わっていくということがわかって、るーちゃんはそれをしようとしていただけだったのかなとも感じました。
るーちゃんとのやりとりから、両親もわたしに自分たちの気持ちを受け止めてほしかっただけなのだな~、わたしが受け止めていなくて反発して抵抗していたから、両親もいろいろ言ってきたのだな~改めて自分の中に深く入ってきました~☆
るーちゃんからガツンと言われてしまったときに(反抗、反発されて)、両親もわたしから受けて感じた感情ってこんな感じだったのかな~というのが非常にわかって・・・、両親の気持ちを素直に受け止めようとしていなかったこと、両親の気持ちを考えてあげれていなかったことをありありと感じて、再び、改めてごめんなさいという想いが奥のほうからあふれてきました。
親というのは口でいろいろ、時にはひどいことを言ってしまったり、思わずコントロールしてしまいがちです、それは反省しなければいけないことなのですけど、こどものことを深く想い、深く深く愛しています。
それゆえに度が過ぎてしまうこともある。^^;
両親は一生懸命わたしたちを育ててくれました。
もう両親に対していろいろ思うことはほんとうに無くなってしまいましたし、以前にも二人には泣きながら、今までごめんね~と謝って、過去起こった事に対してわだかまりも消え、思い患うことはもう何もありませんけど、今までどんな思いで育ててくれていたのかな~と何かあるたびに、じわじわ~と自分の中に深く再び響いてくるものがあって、感謝しかありません☆
お父さん、お母さん、ほんとうにありがとう~