前の記事はこちら
その1、
その2、
その3、
その4、
その5
その6、
その7
前回の西式健康法の運動の続きです。
毛管運動が終わったあとは、今度は
懸垂といって、
このページの中の写真のような感じで、初めてだったのと、このときまだ肝臓のほうが揺れると痛みを感じたため、
15度の傾きでやってもらった。 通常は30度から始めるみたい。
最初、ちょっと怖くて、思わず怖いですと言ってしまった。あごにベルトのようなものをあてて吊り下げられるといった感じだったから。その後、両足を上にして下がった血液をまた戻すってことをしたような。このときもぶるぶると振動させられた。
そして、右、左とそれぞれの肩、背中にベルトをまわして揺らすということもしてもらった。これはすごく気持ちよかった。これが多分
腎微と指示書に書かれていたものだったのかな。そういえば、首と背中にまわして首にまわしてぷるぷる~というのもあった。これらの動きはほんとうに気持ちよくて背中や肩が凝っている人にはいいかも~。まるでマッサージチェアーでゆさぶられている感じに似ていた。でも、あのマッサージチェアより気持ちいい。(わたしが言うマッサージチェアとは昔、実家にあった大昔のものを指しているので、このイメージは他の人には伝わりにくいかもしれません。えへへ・・・)
順番は金魚運動10分→毛管運動→懸垂→腎微→足首 足首は最後じゃなかったような気もするのだが、似たようなことを他にもされたので、ちょっと正確な順番を覚えていない。ぼ~としていたから。(笑)全部でだいたい合計30分ぐらいかかったように思う。これだけ受けたい場合は2200円で受けられる。
その後、実際に自分でできる運動はやってみようってことでまずはやり方を説明したビデオをみせてもらい、そして、ベッドに寝てやってみてごらんとやってみて教えていただいた。練習したのは、金魚運動、毛管運動、背腹運動、合掌合蹠法の4つ。
【
合掌合蹠法(がしょうがっせき)】
両手両足を合わせることによって、体の左右の手足の神経や筋肉の状態を整える運動
やり方は
こちら
でも、文章とイラストだけだと伝わりにくいので、
こちらの動画も参考になるかも。ただし、こちらのページには始める前の準備段階として「両手の指先を互いにくっつけ、指をおしつけたりゆるめたりすること数回、ついで指先に力を入れ押し合ったまま、両前腕を長軸として手を回転すること数回」というのが抜けてしまっているので、注意。それともっとあわせた足のかかとがまたにつくようなイメージでやる。身体が柔らかい人はもっと引き上げられる。
●体液のアルカリと酸の中和、左右の神経のバランス回復
●特に骨盤内の臓器の機能を高める。腰部、
下肢両側の筋肉、血管、神経が整合される。
そのため、月経不順、不妊症など婦人病に効果
妊娠中の方が行えば、胎児の発育もよくなり、異常体位を戻すので、安産
●肝臓病、腎臓病、痔なども。
【
背腹運動】1往復を1回として、1分間に50-55回、10分間で500回が標準
これが一番難しい~と感じた。お腹の腹筋を使うところがちょっと慣れないと難しい。しかし、椅子に座ってできることを知って、ちょっと嬉しくなった。正座しながらより椅子にすわってのほうが楽だと感じた。椅子に座ってやる場合椅子の角を利用して足を広げて座ってやる。 この運動、メトロノームのように左右に身体をゆらしていくのだが、自己暗示にかかりやすいそうなので、運動中はなるべく「良くなる、能くなる、善くなる」と声をだして自分に言い聞かせるように行なうといいよと教えてもらった。
やり方は
こちら
●交感神経を、副交感神経を刺激するので、体液を中性にしてくれる
どの運動も気持ちよかったのだが、これらの運動をしたにもかかわらず
全く手足が温まらなかったのがちょっとあれ~と思ってしまった。病院内はあまり暖房がきいていなかったということと、この日東京はとっても冷え込んでいて、わたしは院内で震えていた(笑) このとき、とても認識したことがあって、また、そのことについては別途書く予定だけれど、全然身体が温まらなくて困ってしまった。後で、出された暖かい柿の葉茶がありがたくおいしかった♪ 運動が終わった後、資料や本を見せていただいたり、商品のことを教えてもらったり、スズキ式ジューサーも見せてもらった。(かなり大きかった)すりばちやミキサー、あるものを利用しても十分と言われた。時間があるなら、本をぱらぱらと見ていってもいいわよといってもらえたけけれど、いつまでも長居するわけにはいかなかった。 2時に伺ったのだが、帰るときにはもう5時をすぎていた。ちょうど夕飯の支度時間なので、青泥を作っているから試食できると言われたので、ほんの少しだけ試食させてもらった。ジューサーで絞って作られたもの。5種類の葉、根の野菜をあわせたもので、調味料は入っていないのだが、おいしかった~。今は、冬なので、野菜の糖分がましているため甘かった。もっと食べたかった。
「
自分で癒す」
この言葉、最後に帰るときに、看護士さんがいってくれた言葉だった。病気は自分で癒すもので、医者はそのお手伝いをするだけで、西洋医学では医者が病名をつけちゃうけれど、病気は本人が癒していくものであること。その言葉がなんだかとても響いてきて、ほんとうにそうだな~と思った。
自分を癒すアプローチの仕方は人それぞれだと思う。
いろいろな方法、さまざまなツールに助けてもらうこともあるだろう。そして、そのときの本人あるいは家族がどう病気と関わっていくかでも大きく変わっていくのだろうと思う。わたし自身は西洋医学は否定していない。一時期自然療法のすばらしさに目覚めて頑なにお薬は絶対いや~、西洋医学は~と思っていた時期が実はあった。今でもできるなら、なるべく薬を用いない方法や代替医療を支持したいとは思っているし、それはそれですばらしいのだけれど、それでも、頑なにこれはだめ~、これは毒になるからと思ってしまう
心のほうが実は厄介であることも深く痛感するようになっていった。
拒絶する心、こだわりすぎる心、批判する心が逆にマイナスの方向に働いてしまうこと。今、目の前に起こっていることにどれだけ深く感謝の気持ちで受け止められるかで、流れが大きく変わっていく。 そうすることで、通常よりも少ない最小限のお薬の量で癒されていったり、西洋医学を利用しつつもお薬の副作用が大きく出ないで、薬の必要な部分だけ作用してくれて不思議と落ち着いていく流れになったり、あるいは全く使わずにすんだり、感謝の気持ちで生きていると自分にとって一番最良な流れがつくり出されていく・・・自分の意識エネルギーがどれだけ影響していくかを実感するようにもなった。
これは絶対だめ~と決め付けるのではなくて、目の前にあることに感謝をしながら、上手に選択、利用していくこと、西洋医学だからこそ発見できる部分があったり(検査など)、西洋医学にできるプラスの部分も実際あるので、それらを上手に利用しつつ、本来自分ができることも最大限に活かし、利用しながら、自分の身体の声に耳を傾けながら、うまく融合していくという形が一番いいのではないかな~と思っている。
西式健康法の運動を実際に体験してみて、またその運動の意味をより深く理解できて、以前よりもぐっと自分の中に身近になってきた。 取り入れられる部分は取り入れてみようと思った。なんせとっても簡単だから。 ただ、大気浴療法(ローブリ・裸療法)と温冷浴は人によっては少し根性とやる気が必要となってくるかも(苦笑) また、
それについては後日。